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「1万回斬られた男」

先日、1万回斬られた男という存在を知りました。

これは時代劇やドラマの中の役をやっている人のことです。

私はこの1万回斬られた男という言葉になぜか反応しました。
なんかすごい!と思って、頭から離れなくなりました。

私はよく人から「言いやすい、なんでも言える」と言われます。
それこそ、「1万回言われた男」です。

確かに私はよくいろいろ言われます。時にはマイナスな発言も厳しい意見も言われます。

そこまで言わんでも?。
と、へこむこともあります。

皆さんは相手に何かを言いたい時や言われたら逆に言い返したくなる時ってありますか?

そこで考えました。

1万回斬られた男ははたして傷ついたであろうか?

斬られても実際傷つかないじゃないか!

先日友人に「なんで傷ついたって感じるんだろう。
傷つかない事ってあるのかな。」と話しました。

それは私がよく人から言われ続けることで傷ついていたからです。

友人は「なんでも言える人がいるって貴重だよね、言えないことの方が多いよね。そんな人がいたらありがたいよね。」

そう言われた時に、1万回斬られた男と1万回言われた男がつながりました。

演技とはいえ、斬られ役の人はすごいと思いました。
自分の役割や才能を自覚することは斬られる(言われる)ことをこころから受け入れることだとわかりました。

私は言われる(斬られる)ことに抵抗していたのです。
なので相手が何度も伝えてくるのです。

自分が言われる(斬られる)ことを100%受け入れるから相手は安心して言える(斬る)ことができる。

これは双方向の受け取り合いですね。

2021.11.01 M.Watanabe

公開日 : 2021-11-1 ホートンブログ

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