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「知る」

先日、動画でトゥレット症候群という男性が紹介されていました。

その方はウーバーイーツの配達員で10数秒に一回、自分の意志に反して大きな声がでてしまう症状の方でした。

運動性(体が動く)や音声のチック症状がでてひとそれぞれに症状の出方は違うそうです。

その男性は配達の前のメールで自分の症状のことを誠実に打ち明けてから配達します。

突然大きな声がするのでまわりの人たちはびっくりします。
しかし、自分の意志に反して出てしまうので止めることはできない。

その男性は幼少期から一部の人から心無い言葉をかけられ傷ついてきました。

これは障害を持った方や病気の理解はもちろん、日常生活での些細な人間関係のすれ違い等を想像できます。

私は電車に乗っている時、突然大きな声を出す方がいたのでびっくりして車両を移動した経験を思い出しました。

自分の知らない世界を垣間見た時や人と違う、自分の常識と違う事柄に出会ったときに、それを分離してみずに理解という方向に向かうようにしたいと思いました。

ただ知らないだけで奇異の目でみてしまうのはお互いにとってやさしい選択とはいえないです。

ありのままの姿をみる姿勢をもつことを意識していこうと思います。

2022.10.18 M.Watanabe

公開日 : ホートンブログ

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