なばなの里とアンパンマンミュージアム
こうちゃんが前から行きたがっていた「名古屋アンパンマンミュージアム」へ行ってきました。
名古屋と言っても場所は三重県桑名市の長島温泉にあり、大阪から日帰り可能な距離なのですが、友人のアドバイスもあり一泊で行って来ました
宿泊したのは「ファミリーロッジ旅籠屋」というアメリカのモーターホテルスタイルの宿です。
食事が付かない素泊まりで特別なサービスがない代わりに、部屋が広く値段も安いというコンセプト。
広い部屋にはキングサイズのベッドが二つ置いてありました。 (＠_＠;)
今回は運よく車イス対応のバリアフリールームが取れたので、入り口に段差はなく、浴室にはバスチェアーが用意されていてとても快適でした。
全国でチェーン展開しているので、これなら安心して日本中を旅できるなと思いました。(^^ゞ
初日はアンパンマンミュージアムの近くにある「なばなの里」という『花』をテーマにした施設のウィンターイルミネーションに行ってみました。
国内最大級のイルミネーションで「日本の四季」がダイナミックに表現されておりその迫力に感動！光のトンネルをこうちゃんに車イスを押してもらいながら「きれいなぁ☆すごいなぁ☆」と言いながら通り抜けました。
翌日は朝イチでアンパンマンミュージアムへ！
ショーを見てアンパンマン体操をした後には、ジャムおじさんのパン工場で手作りのキャラクターパンを買いました。
街のパン屋さんでは見られないすごく良く出来たパンですが１つ３００円って！
ぼったくりやぁ (>_<)
という感想に尽きるアンパンマンミュージアムでしたがこうちゃんはとても楽しかったようで、帰宅後の我が家では連日「こうちゃんショー」が開催されています。
たった一人の観客である私に向かって
「みなさんこんにちは！」
「危ないのでステージにはあがって来ないでね！」などと
今日も元気なこうちゃんです。(^_^;)
思いがけない『メッセージ』
私は左マヒになってからの体験談を人前で話した経験が４回あります。
友人からの誘いでロータリークラブに所属している若い人を対象に少人数の前で話したのが最初でした。
その後リハビリ担当だった先生が講師を務める大学や、自分が通っていた専門学校でも在籍中に講演をさせていただきました。
内容は発症した時の状況から始まり、その後の微妙な気持ちの変化や社会復帰までのこと。
さらに「障害者」と言われる立場になって感じたことなど、自分が思ったことを自分の言葉で話すことで、一人でも多くの人に何かを伝えることができれば嬉しいと思っていました。
大学で講演した２回については、講演を撮影したビデオをもらっていましたが一度も見たことはありませんでした。
しかし今回の病気がわかったとき敏腕刑事ではないですが (^_^;)
｢このビデオに何かあるかも!?｣
という思いがよぎり、いつでも見られるようにＤＶＤにダビングしていました。
先日ちょっとしたきっかけからこの講演ＤＶＤを初めて見てみました。
映し出された５年前の私は多くの学生さんを前に緊張して少し早口で、それでもとてもイキイキして見えました。
前半90分後半90分と少し長めの講演でしたが、気づくと私はテレビの前で、講演を聞いてくれている学生さんと同じ目線で話に聞き入っていました。
いろいろ話した最後に私は「可能性を諦めない、決めつけない、そして明るい理学療法士になって下さい」とメッセージを発していました。
学生さんに向けての言葉が今の私の心に響きました。
人はよく｢病気と闘う｣｢闘病生活｣という表現をつかいますが、私は病気と闘うのではなくとことん｢向き合っていこう！｣と決めています。
この厄介な難病と向き合っていくために大切なことを、他の誰からでもなく自分自身から教えられた気がしました。
そして私の言葉が、現在医療や福祉の現場でがんばっている人たちの一助になれているかもしれない、そう思うだけで嬉しくて元気になれました。
やはり人に言ったことは有言実行あるのみです！
『諦めず 決めつけず 明るく』これからの人生での大切なメッセージを受け取ることができました。
ということで敏腕刑事の勘は大正解でした。 (*^_^)v
～旦那後期～
自分が持っていた『ぞうさんギター』という電池で音が鳴るエレキギターをこうちゃんにあげました。
弾き方が分からなくても、ギターを弾くこと自体が楽しいようで、連日ギターをかきならしながらの熱唱です。
調子はずれのギターで熱唱する姿は「テクじゃないぜ！ロックはハートだぜ！」
という熱いスピリットに溢れており、４歳児からロックの何たるかをあらためて教えられました。
「～見直そう 見直そう 自動車保険を見直そう～♪」
今日もこうちゃんの熱唱が部屋に響き渡っています。
