日常の介護についての事柄や悩みや質問をしたくてもなかなかできない……。
そんな声に私たちの経験が少しでもお役に立てたらと思い、YouTubeラジオチャンネルを開設しました。
今回はラジオネーム 「不可抗力」さんからの投稿です。
介護未経験の投稿者『不可抗力』さんが訪問介護の世界に飛び込んだのが昨年12月のこと。その矢先、国内で大変な出来事が起きました。2024年元旦の能登半島地震です。
その後『不可抗力』さんは、現地の状況を伝える報道に毎日触れていくうちに、もし自分が訪問中に災害が発生したらどうすればよいのかと考えるようになります。しかし、それをどこに相談したらよいのも分からないし、実際にそんな相談をしたらどう思われるのかと不安は募るばかり。
まさか元旦にあんな地震が来るなんて、一体だれが想像できたでしょう。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。そして、今なお余震が続き、復興もままならない大変な状況の中で働いていらっしゃるヘルパーのみなさん、本当にご苦労様です。
今回『不可抗力』さんからこのようなお便りをいただき、東日本大震災からも時間が経ち、地震に対する危機感が薄れてきている自分にはたと気づかされました。ただし、ホートンのある首都圏での震災も数十年前に比べて確実に現実味を帯びてきています。いまや国内のどの地域に住んでいる人にとっても、よそ事では片付けられない緊急課題なのです。ですから、災害緊急時の対応や不安について、まず事業所に相談してみてはいかがでしょうか？ そして、災害時個別支援計画の内容を確認し、利用者さんの気持ちやスタッフの動きなど、最低限のことを心得ておくことが大事です。そもそも日本はとくに災害の多い国ですから、この機会にみんなで考えておく必要があります。
【パーソナリティー】
齋藤智恵子 齋藤信弥 中野朋恵
番組では皆さんからのお悩みやご相談やリクエストなどをDMにてお待ちしております♪
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