日常の介護についての事柄や悩みや質問をしたくてもなかなかできない……。
そんな声に私たちの経験が少しでもお役に立てたらと思い、YouTubeラジオチャンネルを開設しました。
今回はラジオネーム 「サンタ」さんからの投稿です。
相談者の「サンタ」さんが勤める職場に新人ヘルパーさんが入ってきました。
介護経験はあるそうですが、身体介護はほとんどやったことがないらしく、研修を担当する「サンタ」さんとしては、どこから教えれば良いのか分かりません。しかも、その新人さんは以前の職場では指導する先輩ヘルパーさんがとても怖かったと怯えているので、あまり強い言い方で委縮させてはいけないと思う反面、逆に優しくし過ぎてあまりにも仕事が出来なくなってしまうようでは、利用者さんにも迷惑が掛かってしまう……。だから、先輩ヘルパーの中には、新人研修はめんどくさいから嫌だと断っていたりする人もいるそうです。たし
かに、研修指導を任された人の大変さは良く分かります。でも、「めんどうくさいから」と断ってしまうのはあまりにももったいない。なぜなら、研修指導は指導者側にとっても良い勉強になるからです。では、研修指導者は何を教えたらよいのか。技術はもちろん必要ですが、それは積み重ねていけば向上していくもの。やはり大切にしたいのは、利用者さんに接する際の「気持ち」です。
さらに、教え方も重要。研修者を委縮させ、パフォーマンスを落としてしまっては元も子もありません。研修しやすい環境を整えることも指導者の役割です。今回はそれぞれが指導者の立場になって、適切な指導方法について考えていきましょう。
【パーソナリティー】
齋藤智恵子 齋藤信弥 中野朋恵
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