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「へびのはなし」

へびは創造性にあふれていた。

なにものにもなれた。

なにいろにもなれた。

あるときはみんなの帽子になった。

あるときはみんなの眼鏡になった。

あるときはみんなの靴にもなった。

喜んでるときも、怒っているときも、哀しんでるときも、楽しんでるときも、

貧しいときも、豊かなときも、へびはみんなの衣装となった。

そのうちヘビは、みんなにとってなくてはならないものになっていた。

詳しくは ↓ こちらから。。

~~~河出書房新社~~~

公開日 : 2021-9-25 ホートン図書館

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