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「Doctor White」(邦題:「いぬのせんせい」)

 

雨の 降る 寒い 朝。

先生は 息を きらして 病院へ。

口の はしに ミルクを つけたまま、二階に かけあがりました。

そこは、重い 病気の 子供たちの 病棟でした。

先生は マークの 部屋の前で 足を 止め 中を 覗きました。

マークは まっさおな 顔で・・・・・

まくらもとでは、マークの お母さんが 声もなく 泣いていました。

お母さんは 先生に 気づくと ほっとしたように ほほえみました。

先生は ベッドにかけより、上に飛び乗ると マークにからだを ぴたりと 寄せて丸くなり マークの手を 優しくなめました。

すると マークは うっすらと 目を 開けて にっこりしました。

毎日毎日 白い 犬の先生は 病気の 子供たちを 見てまわりました。

優しい 茶色の目で 子供たちを じっと 見つめます。

先生は どの子の 具合が 悪くなったのか 自然と わかるようでした。

その子の ベッドに乗り からだを ぴたりと よせます。

そして 何時間でも 一緒にいます。

そんな あるひのこと。

「なぜ いぬが びょういんを うろちょろしているんだ!」

いきなり 男の人の どなりごえが 響きました。

その人は 保健所の 指導員でした。

病院は 注意をうけ 犬の先生は もう 子供たちに 会いに行けなくなってしましました。

それ以来 犬の先生は もう尻尾も ふりません。

子供たちも 本当に 寂しがりました。

病気が 悪くなってしまった 子もいました。

何か月かたった ある朝・・・・・・

つづきは ↓ こちらから。

「グランまま社」

公開日 : 2021-8-25 ホートン図書館

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