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見る人23 〜 M’s日記 桜の季節 「新たな出発に向けて」

桜が散る季節になった。まさにこの時期は出会いと別れの季節。私は大学を卒業し、2回に渡る選考を通って内定が決まった職場へ行く。もちろん2年にわたってお世話になったホートンを離れることになる。ある日の喜びを、利用者さんとその家族とヘルパーで共有できたときの感動は、これからもずっと忘れないと思う。楽しいこともあった。思うようにいかなくて苦しいこともあった。自分にできないことがたくさんあって、何度もつまずいた。これでいいのかと悩んだ。本当に支援の仕事が向いているのか。今も答えは出ていないが、いつか分かる日が来るだろう。

ずいぶん前に誰かから福祉は答えが無いと聞いた。その時は特に何も考えず「そうなのか〜」と思った。 今はというと、はっきりした答えがあるわけじゃない。しかし、答えはいつも利用者さんが持っている気がするのだ。支援者が利用者さんに介入するということは、大切に持っているものを見せてもらうということではないかと感じている。大切に持っているものを見せてもらうためにはまず、信頼関係が必要なはずだ。それは支援の現場だけではなくて友人同士などにも当てはまるだろう。障害者だろうと、健常者だろうと、突然大事なものを「見せてくれ」と言われても気が進まないはずだ。

大事なことだが、福祉の現場に降り立つと忘れてしまいがちだと思う。支援するには情報が必要だが、突然支援のための情報集めをすると言って、質問攻めにあったら怖い思いをさせてしまう。少しずつ教えてもらえるような、そんな関わりの方法をここで学んだ。まだまだ学ばなければならないことはいっぱいあって、未熟さを思い知ることもあるが、学び続ける。丁寧な支援を心がける。

そして、大学の卒業式を終えて今思うこと。毎日の授業、友人との雑談や将来について語り合った時間、通学時間、どれもこれも大切なものだったと思う。4年間当たり前のように流れてきた時間だからだ。そんな当たり前の毎日が終わり、4月からそれぞれの職場で働く。4月からも会えるような気がしてならない。寂しい。でも、卒業して終わりではない。新たな場所でスタートを切るということだから。良い報告がし合えるように、前に進む。

ホートンに関わる人たちへ良い報告ができるように、頑張る!!!

お読みいただいた方々にお礼申し上げます。私はごく普通の22歳の女性です。聴覚障害を持っていますが、お読みになる皆様に、障害者の視点や、障害を持っていたとしても、できないことばかりではないことを知っていただきたく日記を書いていました。この日記が、健常者と障害者の間にある「隔たり」を取り除く一助となることを願っています。

H31.03.31.

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