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見る人14 〜 M’s日記 「壁と穴」

私はつい最近まで、介護職員初任者研修という資格を取るため毎週土曜と日曜に渋谷にある会場に2ヶ月間通った。 この資格を取るまでに様々な壁があり、障害者の支援制度の穴を体験的に知ることとなった。多くの人に知って欲しいと思う。

今年の2月、私は大学が春休みになったのを機に、介護の知識を増やすため資格の受講を考えた。大学の同期の友人も取得しており、アドバイスを聞いてから申し込んだ。 しかし、最初からつまづいた。私は耳が聞こえにくいため、受講にあたって手話通訳者を資格講座主催側に手配してもらう必要があった。 連絡した8社とも通訳の手配はできないと回答しており、障害者差別解消法による努力義務の弱さを感じた。

普段通り、居住区のボランティアセンターを通して手話通訳者の派遣を依頼した。 窓口である、居住区のボランティアセンターは最初引き受けてくれるという姿勢だった。 しかし受講し始めてすぐに、連続講座と気づくとこれ以上は支援できないと言われてしまった。 手話通訳者の派遣は、連続した講座には派遣できないという規則があったからだ。規則という壁は大きかった。 どんなにボランティアセンターの職員に訴えても、「支援できない、友人にお願いすれば?」と言われてしまった。 結果的に、居住区の区役所に行き、交渉し講座の半分の回は、手話通訳の派遣が認められた。 残り半分は知り合いや友人に頼み、ボランティアとして要約筆記による支援をお願いすることになった。

区が派遣しないのは、予算がないからだと聞いた。予算がないのなら、どうすれば支援を提供できるのか、社会参加を拒まなくて済むのか考えていかなければならない。私たちが気軽に学べる環境を作りたい。そのようなことが私の使命にも思う。

とりあえず今は4月下旬から6月上旬のコースで受講が叶ったことにホッとしている。

H30.06.20.

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